蛇神−光希編 1
2007-04-24
神泊処に入ると私は、顔を伏せて平伏した。
喜右ヱ門の手によって、背後の遣戸が閉められる。
役目中は顔を上げてはならぬと教わっていた私は、頭を伏せたまま辺りの様子を窺った。
姥様が言った通り、真っ暗闇なのだろうが、支障はない。不可視の光の助けがあった。目で見るものではないので、仮に目を閉じても、意識を向ければ、部屋全体を見る事が出来た。
東の方角に三つ、女性であるらしい光が並んでいるのが見える。正座で待機しているようである。
始まっては、いない。
少し、ほっ、とした。
あのような事があろうと、健全に育った中学三年の男子であり、刺激が強過ぎる情景には変わりなかった。
識峰を探すが、依然、見えなかった。何処に居るのか。それが分らなければ、役目が果たせない。
感覚を研ぎ澄ました。
ぎくり、とした。
識峰の姿は見えないが、見覚えのある光が、北の方角の奥に、居た。
この光は……。
花の盛りのような、色鮮やかな光。
桃花様?まさかっ。
桃花はこの時、十一歳だった。無論、神事には何の役目も担わされていない筈である。
何故、ここに居るのか。
北の遣戸を背にして、立っているようだった。
声を掛けたい気持ちではあったが、神より先にしては不敬である。
役目を終えてから連れ出そう、と決め、改めて識峰の姿を探した。
すると、はて、私の目には床も天井も柱も薄ぼんやりと光って見えるのに、一ヶ所だけ黒々とした場所があった。
位置は部屋の真ん中で、やや西寄り。
射干玉(ぬばたま)の闇、と言うのだろうか。
人が腰を下ろした大きさだった。
あれ……か。
つづく
喜右ヱ門の手によって、背後の遣戸が閉められる。
役目中は顔を上げてはならぬと教わっていた私は、頭を伏せたまま辺りの様子を窺った。
姥様が言った通り、真っ暗闇なのだろうが、支障はない。不可視の光の助けがあった。目で見るものではないので、仮に目を閉じても、意識を向ければ、部屋全体を見る事が出来た。
東の方角に三つ、女性であるらしい光が並んでいるのが見える。正座で待機しているようである。
始まっては、いない。
少し、ほっ、とした。
あのような事があろうと、健全に育った中学三年の男子であり、刺激が強過ぎる情景には変わりなかった。
識峰を探すが、依然、見えなかった。何処に居るのか。それが分らなければ、役目が果たせない。
感覚を研ぎ澄ました。
ぎくり、とした。
識峰の姿は見えないが、見覚えのある光が、北の方角の奥に、居た。
この光は……。
花の盛りのような、色鮮やかな光。
桃花様?まさかっ。
桃花はこの時、十一歳だった。無論、神事には何の役目も担わされていない筈である。
何故、ここに居るのか。
北の遣戸を背にして、立っているようだった。
声を掛けたい気持ちではあったが、神より先にしては不敬である。
役目を終えてから連れ出そう、と決め、改めて識峰の姿を探した。
すると、はて、私の目には床も天井も柱も薄ぼんやりと光って見えるのに、一ヶ所だけ黒々とした場所があった。
位置は部屋の真ん中で、やや西寄り。
射干玉(ぬばたま)の闇、と言うのだろうか。
人が腰を下ろした大きさだった。
あれ……か。
つづく
コメント
楓さん、面白すぎ^^;
イカ噛んできますって・・・(笑
桃花ちゃんがいたの・・・びっくりしたでしょうね、光希くん。
まさかこの場所にって。
そして、真ん中に居る、「射干玉(ぬばたま)の闇」ぬばたま・・・かっこいいっす・・・。
闇とか夜にかかる縁語ですよね、確か。
物凄く深く暗い闇が、脳裏に浮かんでいます。
ただの闇じゃない、闇。
こここ・・・こわいっす・・・
このあと・・・これがあれでの・・・
ぐっぐふっ・・平常心むりっす・・・☆
イカ噛んできますって・・・(笑
桃花ちゃんがいたの・・・びっくりしたでしょうね、光希くん。
まさかこの場所にって。
そして、真ん中に居る、「射干玉(ぬばたま)の闇」ぬばたま・・・かっこいいっす・・・。
闇とか夜にかかる縁語ですよね、確か。
物凄く深く暗い闇が、脳裏に浮かんでいます。
ただの闇じゃない、闇。
こここ・・・こわいっす・・・
このあと・・・これがあれでの・・・
ぐっぐふっ・・平常心むりっす・・・☆
射干玉(ぬばたま)の闇!!どしーっ
何それナニソレ?!!
こ、怖い!!
なんかすんごい漆黒の闇を彷彿とさせるその情景・・・
居る!きゃつはそこに間違いなくいるっ!!
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
どどど、どらぃもーん!!←また?笑
そして桃花!
そうか、光希君には見えるんですよね。
おいたしちゃダメだよってな感じで思ったでしょうが、
まさか自分が神においたされるとはっ!!←うまい(ぇ
嗚呼ダメだっ!!
いったい光希君は具体的に何をどうされたのか?
うあああああっ!!!
うわぁぁゎあああぁぁああああっ!!!
お、落ち着けぇ!!
あああああー
あぁぁぁああああー!!
イカ噛んできます
イカ噛んできました(早っ
とにかく平常心で続きを待ちます♪←落ち着いた
何それナニソレ?!!
こ、怖い!!
なんかすんごい漆黒の闇を彷彿とさせるその情景・・・
居る!きゃつはそこに間違いなくいるっ!!
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
どどど、どらぃもーん!!←また?笑
そして桃花!
そうか、光希君には見えるんですよね。
おいたしちゃダメだよってな感じで思ったでしょうが、
まさか自分が神においたされるとはっ!!←うまい(ぇ
嗚呼ダメだっ!!
いったい光希君は具体的に何をどうされたのか?
うあああああっ!!!
うわぁぁゎあああぁぁああああっ!!!
お、落ち着けぇ!!
あああああー
あぁぁぁああああー!!
イカ噛んできます
イカ噛んできました(早っ
とにかく平常心で続きを待ちます♪←落ち着いた
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ぬははははははは♪
泣いても叫んでも、中の様子が分からずに、エモンは戸外に待機中ですv
手に持っているお茶がこぼれるくらい、
震えてください♪(←おいおい)
暗いだけの闇ではなく、何かが潜んでいるような、
吹き溜まって出来たような闇。
手を突っ込んでみてください♪(←ぶふっ。おい!)
楓さん、うまい♪
はい☆光希は吃驚しつつも、「おいたしちゃ駄目だよ」って思っていましたv
まさか、ねぇ?うふふふふふふふ♪
あははははははははっはっははっげふっ(←笑いすぎてムセた)
具体的に光希が何をどうされたのか、
おほほほほほほほほほほっ。
桃花は一部始終をバッチリです(笑)
楓さんがイカなんて言うから、食べたくなって、
週末買い込んで、噛んでます♪(笑)
うふふふふふふふふっ。楓さんの平常心がいつまでもつか、
楽しみにしていますw(笑)
■kazuさんへ
面白い楓さんにつられ、地が出てきてしまっているc.pです(笑)
まさかその場所に。一番吃驚したのは光希ですv
ぬばたま、かっこいいっすか(笑)
はい☆ただの闇じゃない、闇、です(^^v
そこに惹かれなさるとわwお主も悪よのぉ♪
怖い怖いも楽しみの内って、言いますしv
(↑言わない)
ぐふふふふふっv
あれがこうなって、これがああなってゆきますv
平常心で書き上げられたか?心配なところでございます(笑)